整形外科でガングリオンの診察

【第2章】整形外科で診察

 

右足の異常を発見した翌日に病院へ向かった。
受診したのは整形外科だ。

 

かかり付けの内科や皮膚科も考えたが、
このときは骨の異常だと思っていたので、整形外科を選択した。

 

中学1年生の頃に通った経験のある病院だ。
実に17年ぶりの来院。
長期間来院していなかったため、カルテは抹消されていた。
カルテって消されるもんなんだね・・・余談ですけど。

 

そして問診票を書いて、待合室の椅子に座った。
待ち時間というのは嫌なものだ。
不安でソワソワ・・・もしも、悪い病気だったら・・・なんて考えばかりが頭に浮かぶ。

 

以前は混雑している病院だったが、今日はガラガラだったのですぐに診察室に呼ばれた。
不安を感じる時間が短かったのは幸いだった。

 

 

いざ、診察

 

先生「今日はどうされました?」
私「(右足を見せながら)ここに硬い膨らみがあって・・・。」

 

先生は指で患部を触りながら、
「いちおう、レントゲンをとりましょう。」

 

い、いちおう!?

 

いちおうってことは、レントゲンを撮らずとも、
先生は、これが何なのかがわかったということなのだろう。
でも、いちおう撮るのだろう。

 

しかも、口ぶりからして、たいしたことない感がハンパない!
ちょっと安心!

 

でも、まだ油断してはいけない・・・。
不安は継続している。

 

 

レントゲン撮影

 

レントゲン室で、足の角度を変えて2枚撮影した。
そして、診察室に戻る。

 

そのとき、先生は他の患者さんの治療をしているようだった。
整形外科なので、リハビリか何かの患者さんがカーテンの裏にいるらしい。

 

この待ち時間は、不安を増長させるのでけっこうしんどい。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせて先生を待つ。

 

するとすぐに先生は戻ってきて、
モニターにレントゲン写真が映し出された。

 

あれ!?
患部には何も映っていない!!
あれだけ硬くぽっこりしてるのに、透過しておる!!

 

先生「骨には異常はないですね、ガングリオンでしょう。」

 

骨に異常はない!!
やったぜ!!
俺の骨、健康だぜ!!

 

・・・って、
ガングリオンってなんだよ!?
なにその戦隊もののラスボスみたいな名前!!

 

 

 

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